祇園祭りの「月鉾」の見どころ等、「情報満載」をテ-マに掲載しています。選びたい情報は「目次をワンタッチするだけでOKです!!」
掲載内容は、「みどころ画像、重要情報(最新情報、日程、場所、読みかた、電話番号、地図)、コラム、みどころ動画、「魅力」を紹介(❶月鉾の辻回し、❷月鉾は山鉾32基の中でも最も大きく重い鉾、❸鉾頭に三日月、❹彫刻、絵画等の名品)、月鉾のお土産を紹介、月鉾の歴史、月鉾の事「もっと知りたい—みどころ動画」、祇園祭情報7を紹介、まとめ」まで掲載しています。
それでは、月鉾について、詳しく紹介しますね。
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Contents
月鉾の最新情報&概要。
<月鉾の重要情報>
月鉾の内容を、以下にまとめてみました。
日程 | <祇園祭山鉾巡行時> ●7月17日の前祭巡行(23基の山鉾) ●7月24日の後祭巡行(10基の山鉾) ※後祭では、月鉾は巡行しません。 <祭りの宵山行事時(鉾と山&露店のコラボ)> ●7月15日(宵々山)、16日(宵山)の時、「月鉾」を近くで観る事ができます。 |
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場所&読み方 | 京都府京都市下京区月鉾町※「ツキボコ」or「ツキホコ」読み方ですが、いろいろな歴史と経緯説あります。気になる方は→こちらをクリック |
電話番号 | 財団法人祇園祭山鉾連合会075-223-6040 |
地図 |
前祭巡行コ-スと月鉾の場所は❹番です。 ※拡大図は、京都市観光協会の公式サイトに |
<月鉾コラム>
それでは、「月鉾祇園囃子保存会」さんの公式サイトの掲載より、月鉾の素晴らしさを感じてもらいましょう。
月鉾は、山鉾32基の中でも最も大きく、重い鉾です。
そして、鉾を飾る装飾も細部に至るまで素晴らしく、動く美術館と讃えられています。
「古事記」によれば、伊奘諾尊が黄泉の国から戻り、禊祓いをされたとき、左眼を洗って天照大神、右眼を洗って月読尊を、こののち鼻を洗って素戔嗚尊を生んだとされ、
この時より月読尊は夜を支配する神となりましたが、水徳の神でもあることから、月鉾には、月や水に関連する装飾品が多くみられます。
鉾頭には、18金の三日月、鉾の屋根鬼板部分には三本足の烏(ヤタガラス:神話では太陽の使いとされている)、屋根下の破風部分は時計草などの細密な金具彫刻で覆われ、
破風中央下には、左甚五郎作といわれる“うさぎ”の彫り物、屋根裏には、江戸中期を代表する画家、円山応挙作の“金地彩色草花図”、
天井裏には、岩城清右衛門作“源氏物語五十四帖扇面散図”、前掛けは、17世紀インドムガール王朝時代の「メダリオン緞通」、
見送りは皆川月華作“黎明図”、また天水引には、円山応震下絵の“霊獣図刺繍”等々、見ごたえのある装飾品で飾られています。
月鉾の素晴らしさを少し、つかむ事ができましたか。
一度、月鉾の月鉾会所におもむき、いろいろ月鉾の事を勉強してみましょう。
そうすると、「写真や動画」だけでは、感じ取れない。


さて、それでは「月鉾の素晴らしさ」を更にイメージを膨らませていただくために、動画を用意しましたのでご覧ください。
月鉾のみどころ動画。
月鉾の「動く美術館」を感じてみましょう。
目で見る映像は、言葉よりもイメ-ジが湧きますよ。
❶山鉾巡行「月鉾」の2分15秒の動画です。
どうですか、さらに月鉾の雰囲気を感じていただく事ができましたか。
説明文や動画では、どうしてもお伝えする事の出来ない、「周りの人の反応」や「月鉾の関係者の鉾への思い」は…。
また「人の熱気」や「全体の迫力」は、
参加して、初めて体験するものである。
それを感じることのでき、又、私が大変お勧めする鉾の一つですので、必ず観にいかれることをお勧めします。
さらに、月鉾の魅力で、月鉾の辻回しの動画を紹介しています。
月鉾の「魅力」を紹介。
❶月鉾の辻回しの動画を紹介。
●月鉾の辻回しの「7分22秒」の必見の動画です。
何と言っても、「月鉾」の辻回しが、私は大好きです。
運び手さんのお声が、月鉾と同化する姿は、迫力満点ですよ。
❷月鉾は山鉾32基の中でも最も大きく重い鉾です。
月鉾は、山鉾32基の中でも最も大きく、重い鉾です。
装飾が細部にいたるまで素晴らしく、動く美術館と讃えられています。
文化文政(江戸後期)の美術爛熟期に工芸装飾の充実に力を注ぎ、当代随一の名工の力を得た飾金具類は圧巻です。
また、左甚五郎作と伝えられる彫刻、円山応挙の屋根裏絵画、天井の源氏五十四帖扇面散図などその華麗さ豪華さは山鉾の中でも屈指のものです。
❸鉾頭に三日月を付ける。
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鉾頭に「三日月」をつけている。
❹彫刻、絵画等の名品。
❶天井裏は緋羅紗地に小葵模様。
天井周囲は『源氏五十四帖扇面散図』。
❷雲の浮彫を背景に、3本足の黒い烏が丸彫で立体的に表現されている。
❸その他のいろいろなものを紹介
・円山応挙作:金地彩色草花図、霊獣図刺繍。
・岩城清右衛門作:源氏物語五十四帖扇面散図。
・皆川月華作:黎明図。
※月や水に関連する装飾品が多くみられ、動く美術館と讃えられているらしい。
月鉾のお土産を紹介。
<月鉾のお土産>
販売期間:毎年7月13日~7月16日に販売。
販売所:上記の場所の京都府京都市下京区月鉾町の月鉾鉾会所にて販売しています。
※大変人気のある商品ですので、早めに購入されることをお勧めします。
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❷月鉾のお守り。
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❸月鉾の手ぬぐい。
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月鉾の歴史。
<月鉾の歴史>
鉾頭に新月型(みかづき)をつけているので、この名で呼ばれる。
真木のなかほどの「天王座」には月読尊を祀る。
古い鉾頭と天王の持つ櫂には「元亀4年(1573)6月吉日大錺屋勘右衛門」の刻銘がある。
また正徳4年(1714)の鉾頭もあるが昭和56年から田辺勇蔵氏寄進の18金製の鉾頭にかえている。
屋根裏の金地彩色草花図は天明4年(1784)円山応挙(1733~95)の筆。天井の金地著彩源氏五十四帖扇面散図は天保6年(1835)に町内の住人岩城九右衛門の筆。
破風蟇股の彫刻は左甚五郎の作と伝えられる立派なものである。
軒桁貝尽しの錺金具は松村景文(1779~1843)の下絵、四本柱の錺金具、破風飾の金具などはいずれも華麗なもので山鉾のなかでも最高のものである。
天水引の霊獣図刺繍は天保6年(1835)円山応震の下絵である。
前懸、後懸は華麗なインド絨毯、胴懸はインドやトルコの絨毯を用いており、北面の「中東蓮花葉文様」は平成22年(2010)に、南面の「幾何菱文様」は平成23年(2011)に復元新調された。
近年下水引は皆川月華作の花鳥図に、見送も同作の湖畔黎明図にかえている。
また、平成12年(2000)には前懸のインド絨毯も復元された。
月鉾の事「もっと知りたい—みどころ動画」。
❶月鉾の「鉾建ての様子」の1分36秒の動画です。
さて、普段「見れにない所」の動画を用意しました。
皆さんが、この「月鉾」に興味を持っていただけると幸いです。
「祇園祭情報7」を紹介!!
●祇園祭前祭→こちら
●祇園祭後祭→こちら
●祇園祭の屋台情報→こちら
●祇園祭の鉾→こちら
●祇園祭の山鉾→こちら
●長刀鉾の情報→こちら
●月鉾の情報→こちら
●船鉾の情報→こちら
●東京 子安神社祇園祭→こちら
●広島 尾道祇園祭り→こちら
●兵庫 平野祇園祭→こちら
●愛知 西尾祇園祭→こちら
●福岡 小倉祇園太鼓→こちら
月鉾のまとめ。
いかがだったでしょうか?
月鉾の全容について紹介しました。
祇園祭の時に旅をすることは、「思い出作り」の最適場所ではないでしょうか。
是非、この機会に「月鉾」を勉強してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。今後も読者の皆さんに、「月鉾」のニュースをより正確にお届けできる努力していきたいと思います。次回の投稿も楽しみにしてくださいね。